モナリザは優しい
人はいつ死ぬか分からない。
明日自分がいなくなったと想像したら
子供に向けて
生きていく上で困った時などに
役立つ情報を残したいと思った。
もしかしたら
他の人にも役立つかもしれないから
ブログに記録しようと思う。
まずは
とりあえず困ったことを
子供の時代から辿っていこうと思う。
物心ついてから最初の困難は
小2の時、教室の前にモナリザの絵が
飾ってあったことだ。
ご存知、ルーブル美術館で大人気
のモナリザだが
どの角度から見ても
こちらを見つめてくるモナリザに
小2の私には恐怖しかなかった。
友達に誘われてサッカー部に入り
朝練の際にランドセルを
教室に置きにいく。
早朝だから
廊下の電気もついてない。
ちょうど私の教室の目の前に
モナリザがいるのだ。
見ないようにしながら教室にさっと入り
さっとグラウンドへ逃げていく。
あまりに怖かったので夢にも出てきた。
夢に出てきたモナリザはもっと怖かった。
現実と同じく
朝練のために早朝にモナリザの前を
通るのだけど
ふとモナリザに目をやると
お顔はドクロになっていたのだ。
何たるや子供の想像力。
今思えばモナリザさんに
失礼な話である。
当時は母にモナリザが怖いと話すと
『モナリザは怖くない。優しいのよ』
と返答されたので
『モナリザは怖くない』と自分に
言い聞かせたのであった。
我が小2時代の困難を解決するには
学校の理解が必要である。
どんなに優しい人の絵であろうが
早朝の暗い廊下で
絵の中の人が自分を見つめてきたら
そりゃあ怖いに決まってるし
怖さを克服するなんて至難の技だ。
どうか小学校には
どんな絵であろうと
見つめてくる絵を飾らんでください(笑)
そして子供の皆さん
大人になってからは
美術館でお金払ってでも
本物のモナリザを観たくなります。
大人になるとモナリザは怖くありません。
怖いと感じたら近くの大人に
怖いと伝えましょう。
モナリザが怖くないことを教えてくれて
少しは恐怖心が消えます(笑)
でももし
とっくに大人になっている私が
暗がりでモナリザと一対一になったら
じゃあねと言って速やかにその場を
去るでしょう。
無言で見つめられるのはやはり怖い(笑)。
のっけから役に立たない話になってしまったが
まあいいかぁ。
ブログ書いた人:
TAKAH Q（タカキュウ) 音楽家。
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