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冬休みにオススメ!マッカートニー3,2,1

ディズニープラスでマッカートニー3,2,1という作品が公開されました。今回はその見どころをシェアしようと思います。

この作品はポール・マッカートニーと音楽プロデューサーですあるリックルービンとの対談を6話(各30分程度)に収めたもの。

ビートルズとポールのソロ作品を各パートの音のバランスを変えて聴きながら、リックがポールに作曲時、レコーディング時のエピソードを聴きだします。

見どころですが

1、ビートルズの曲を違う視点で聴ける

ベースはこんな風に弾いていた、コーラスパートはこんなだった、実はここのギターソロ間違えた、など様々な発見があります。例えばWhile my guitar gently weepsのボトムとなるベースはとても激しくて、曲そのものからのギャップがありとても面白いです。

2、曲名のエピソード

Lucy in the sky with diamondはLSDを連想させると言われていたけど本当は?!Tomorrow never knowsはリンゴスターがきっかけ?など詳しくは本編で。

3、ポールは楽譜が読めない?!

たまにいますよね。僕も楽譜見て弾くより耳コピの方が得意です。ポールがその辺を語っています。あとピアノの手ほどきをしています。コードのベースを変えるとドラマティックになるとか。ピアノで作曲したい人には参考になると思います。

 

4、リンゴスターの魅力

映画GetBackでもリンゴのムードメイカー的な温厚な人柄に僕は魅了されましたが、この作品ではそれを裏付けるようにポールがリンゴとの出会いのエピソードを語っています。ドラマーとしての彼を称賛しているのですが初期の曲I saw her standing thereのリンゴのライブ映像が出てきて、めちゃくちゃカッコ良かったです。またリンゴが好きになりました。

5、ポールがベースをやることになった理由
割とベーシストにありがちなエピソードですが初期はライブでピアノを担当する時期もあったそうで、ピアノは後期とばっかり思ってましたが意外。当時の写真もクール。

 

6、ポールのベースが動きまくる理由

あるベーシストのプレイがきっかけで自分も自由に弾こうと決めたそうで。それが誰かは本編で。改めてポールのベースを聴くと本当に楽しい。

 

7、Come together のアレンジ

これは有名な話でチャックベリーの曲のパクりと訴えられたそうですが。。作曲はジョン。アレンジをビートルズ独特に進化させたのがポール。アレンジの考え方のくだりは音楽家としてはとても勉強になります。

 

8、イエスタデイが生まれたキッカケ
これは奇跡ですね。是非本編でポールの語りを聴いてください。

 

やや玄人向けの作品ですが、冬休みにチルアウトするのに丁度いい作品です。気になった方は是非ご視聴ください。

 

ブログを書いた人:TAKAH Q(タカキュウ)

楽家SpotifyApple Music などで音楽配信中。ニューシングル「Say the words 」「Driving nowhere 」人知れず配信中です。

 

#McCartney321